「強権極まれり」 翁長知事、国を批判


この記事を書いた人 金城 美智子
名護市辺野古の本体工事着手を受け、記者団の質問に答える翁長雄志知事(中央)=29日午前8時37分、県庁

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、沖縄防衛局が29日午前8時に本体工事を着手したことを受け、翁長雄志知事は同日午前9時30分すぎの県庁登庁時に、記者団に対し「強権極まれりという感じで、大変残念だ。国は余裕がなく、浮き足だっている感じもする。これからしっかり対峙(たいじ)していきたい」と述べた。【琉球新報電子版】