辺野古ゲート前で市民2人けが 海上では作業なく


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米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込む市民ら(中央)と回りで排除しようとする警官=31日午前7時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する市民ら約150人が31日午前6時半ごろから、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、建設に抗議した。午前7時から市民の排除を始めた警官と市民がもみ合いになり、市民2人がけがをして病院に運ばれた。男性1人は頭から血を流すけがを負った。工事関係車両5台がゲート内に入った。

 大浦湾では抗議船3隻、カヌー約20艇が出て抗議の声を上げた。海上には沖縄防衛局の船などが展開しているが、午前11時現在、海上とシュワブ陸上部分ともに作業は確認されていない。
【琉球新報電子版】