薩川監督の退任を発表 FC琉球、今季限り


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 サッカー明治安田J3のFC琉球は31日、薩川了洋監督(43)が今季限りで退任すると発表した。本人から退任の申し出があったという。小湊隆延ヘッドコーチ(44)も退任する。ともに後任は未定。薩川監督はJ1横浜フリューゲルス、柏レイソルなどでDFとして活躍。2005年に現役引退した後は長野パルセイロなどで指導し、13年シーズンから琉球の監督に就任し、今季が3年目だった。

 薩川監督は球団を通じ「3年かけて自分の思いを注いで琉球を育ててきた。チームを中位に安定させ、確実に底上げできたことは監督として一定の成果を出せたと思っているが、優勝するにはいろんな要素が必要だということをあらためて実感した。残り4試合、最後まで全力で戦っていく」とコメントした。