コロナ感染受け、普天間部会を延期 座長の官房副長官が感染、日程は未定


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首相官邸

 2月2日実施予定の米軍普天間飛行場の負担軽減策を協議する作業部会について、政府が日程を再調整していることが30日、関係者への取材で分かった。座長を務める栗生俊一官房副長官が新型コロナウイルスに感染したことを受けての対応とみられる。

 関係者によると、30日までに栗生氏の新型コロナ感染が判明。これを受け、同部会を延期することを決めた。延期後の日程は未定としている。

 作業部会は政府、県、宜野湾市の3者でつくる「負担軽減推進会議」の下部組織。県からは池田竹州副知事、宜野湾市から和田敬悟副市長、外務省や防衛省の局長級の参加が見込まれていた。

 岸田文雄政権での作業部会は21年12月27日に県で実施して以降開かれていない。
 (安里洋輔)