嘉手納基地F16 離陸で97デシベル 三連協調査


この記事を書いた人 田盛 良一

 【嘉手納】米空軍嘉手納基地を抱える北谷町、沖縄市、嘉手納町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)」は5日、同飛行場を離着陸する航空機の目視調査を実施した。10月中旬から暫定配備されている米オクラホマ州タルサ空軍基地所属のF16戦闘機の離陸で午前9時41分、最大騒音97・0デシベルが観測された。調査中、KC135空中給油機が緊急着陸したのが確認された。

 騒音データは6日以降に分析する。
 調査は嘉手納町の道の駅かでなと、北谷町のちゃたんニライセンター、沖縄市のコリンザの3地点で行われた。悪天候のため、戦闘機が旋回して着陸する回数が少なく、調査結果は日常の騒音被害より小さく出るとみられる。調査中の午後0時22分ごろ、嘉手納基地所属KC135空中給油機が緊急着陸した。