精鋭26頭が熱戦 秋の全島闘牛大会


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
秋の全島闘牛大会で、全島一の最強牛を決めるシーの一番の熱戦

 【うるま】沖縄闘牛界の王者を決める「第104回秋の全島闘牛大会」(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が8日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。970キロ以下の中量級では絶対王者の闘将ハヤテが10回目の防衛を果たした。2桁台の防衛は31年ぶりの快挙となった。

 全県から集まったベテランや若手の精鋭牛26頭、13組が熱戦を繰り広げた。詰め掛けた約3500人(主催者発表)の観客は、身を乗り出して声援を送った。
 前王者の移籍に伴い空位となっていた全島一の最強牛を決めるシーの一番の無差別級では、東立成号が一撃ガン太を1分4秒の速攻で下して、半年ぶりに王者へ返り咲いた。
 850キロ以下の軽量級では、挑戦牛の古堅モータース☆白眉が、初防衛が懸かっていた準風巧を4分37秒で下して初優勝した。