【アメリカ】沖縄物産、次々と完売 カリフォルニア日系店でフェア


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渡嘉敷祐介・沖縄ブルーオーシャンフーズ代表(右端)とニジヤマーケット商品部部長の蔵田征爾さん=10月25日、ニジヤ・トーランス店

 北米カリフォルニアを中心にハワイやニューヨークなどで13店舗を保有する日系食品小売りチェーンのニジヤマーケットのカリフォルニア州内全店舗で10月末、沖縄物産フェアが開かれた。昨年に続いて2度目。ハワイの2店舗では近日中に開催の予定。

 昨年開催した初回が好評だったため、今回は商品点数を5割強増やし販売した。本店のトーランス店や沖縄出身の消費者の来訪も多いサンディエゴ店では、初日から売り切れ商品も続出するほどの好評ぶり。
 昨年好評だった海ブドウやモズク、紅イモ、黒糖商品各種、かまぼこ、ジーマーミ豆腐などは空輸で入荷。数十種のお菓子類も販売した。各会場には沖縄の軽快な音楽も流され、沖縄出身者だけでなく、多くの来訪者が普段手に入らない沖縄物産の味見をしながら買い物を満喫した。
 このイベントは渡嘉敷祐介・沖縄ブルーオーシャンフーズ代表が3年前に企画、ことしの成功も踏まえ、毎年秋に開催する方針だ。販売商品もさらに充実させ、毎年ニジヤマーケットと共同で開催する計画。今後は当地での沖縄産食品のニーズに百パーセント応えることを目標に企画、開催する。(当銘貞夫通信員)