【うるま】琉球新報移動編集局「うるまウィーク」の一環で、地域づくりフォーラムが13日に市仲嶺のうるま市民芸術劇場で開催されるのを前に、フォーラムで意見発表をする市内の小中学生28人がうるま市の産業や文化について学習してきた。
市立伊波中学校の生徒5人は10月21日に、ぬちまーすの高安正勝社長と島袋俊夫市長へインタビューした。高安社長はぬちまーすを開発するまで、長年研究してきたことを語り「夢をかなえるのは継続することが大事。若い皆さんにも何か考えて続けてほしい」と語った。
話を聞いた石原百花さん(15)は「厳しい人だと思っていたが、気さくで明るくて努力家だと感じた。私たちの年代でも頑張れることはやりたい。沖縄といえばうるま市と思ってもらえる場所になってほしい」と話した。
フォーラムで発表する生徒らは10月23日には市役所与那城庁舎で学習をし、市の各課の職員から農水産物や文化、歴史などについて話を聞いた。10月31日には市内の沖縄IT津陵パークや闘牛大会が行われる石川多目的ドーム、世界遺産勝連城跡など5カ所を訪れた。
地域づくりフォーラムは午後2時開演で入場無料。「うるま市の宝(ひと・もの・ぶんか)を考える」をテーマにした小中学生の発表と、現代版組踊「肝高の阿麻和利」を手掛けた平田大一さんの講演がある。