安謝小が全国最優秀 管楽合奏コンテスト


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 那覇市立安謝小学校(島袋順正校長)の金管バンド部は3日、東京都の文教シビックホールで開かれた2015日本管楽合奏コンテスト全国大会(日本音楽教育文化振興会主催)の小学校部門で最優秀賞に輝いた。同部門で県勢が同賞を受賞するのは2校目。同校は初出場だった14年大会の優秀賞を越える成績を収めた。

 同部門にはCD音源による予選審査を突破した全国34校が出場し、14校が最優秀賞を受賞。安謝小はウィーラン作曲「リバーダンス」を演奏した。舞台で指揮を執った浦崎竜コーチは「子どもたちは楽しんで演奏していた。練習よりも生き生きとしていて、『私たちの音楽を聴いてほしい』という気持ちがあふれていた」と評価した。
 12年に結成され、13年から本格的に各種大会に出場している同部の部員は6~3年生の32人で、今回の大会には28人が出場した。顧問の勝連陽子教諭は「ことしのメンバーの良さである『明るい音色』が伝わる素晴らしい演奏だった。誇らしく思う」と語った。
 部長を務める6年生の国吉佳愛さん(12)は打楽器を担当。「みんなで心を一つにして、安謝小らしい演奏ができた」と充実した表情を見せた。

2015日本管楽合奏コンテスト全国大会で最優秀賞を受賞した安謝小学校金管バンド部のメンバーら=11日、那覇市安謝の同校