島ぐるみ訪米団、市民団体と連携強化 沖縄の現状訴える


この記事を書いた人 志良堂 仁
市民団体との対話集会に参加して連携を深めた島ぐるみ会議の訪米団

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画への反対を訴えるため訪米中の沖縄「建白書」を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議の訪米団(団長・呉屋守将金秀グループ会長)は17日、人権問題に取り組むカリフォルニア州選出のマイク・ホンダ下院議員(民主党)とバーバラ・ボクサー上院議員(同)の関係者らと面談し、米国も当事者として移設問題に取り組むよう求めた。現地の市民団体との対話集会にも参加し、連携を深めた。

 対話集会には約60人が参加した。訪米団は辺野古での座り込みなどのビデオ上映を通して、名護市辺野古への新基地建設計画に反対する沖縄の民意を伝えるとともに、計画見直しを訴えた。参加者から米メディアへのアピール強化などの提案があった。
英文へ→All Okinawa Council delegates strengthen ties with local US civil society and convey Okinawa’s situation