コラソン 勢い加速へ きょう浦添でホーム開幕戦


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ホーム開幕戦へ向け最終調整に汗を流す琉球コラソンの選手たち=20日、浦添市民体育館

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは21、22日に浦添市民体育館でホーム開幕戦を行う。両日とも午後2時試合開始で、21日は北陸電力、22日はトヨタ車体と対戦する。ここまで球団創設以来初となる開幕2連勝で波に乗るコラソンは、地元での大声援を力にさらなる加速を目指す。

 14日に始まったリーグは現在、トヨタ車体が首位に立ち、同じ2勝で並ぶコラソンは得失点差で2位につけている。北陸電力は7位。コラソンは14日の豊田合成戦を27―25で逆転勝利し、15日のトヨタ紡織九州戦は後半で一気に流れをつかみ36―29と快勝した。新戦力とベテラン勢の融合が課題とみられた序盤戦で、まずまずの滑り出しといえる。
 北陸電力は最下位が続くチームで勝利は堅い。一方のトヨタ車体はコラソンにとって過去一度も勝ったことがない相手で、苦戦が予想される。ただし、五輪アジア予選出場のため抜けている主力選手もおり、初白星をつかむチャンスだ。主将の松信亮平は「11月の4試合を全部取ろうとスタートし、ここまで二つをしっかり取ってモチベーションは高まっている」と言い、「バックプレーヤーに気持ちよく得点してもらうためにも、まずは守備でしっかりリズムを固めたい」とホーム2連戦のポイントを挙げた。