特産品魅力、児童が取材 離島フェア 垣花小40人「特派員」に


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 21日に沖縄セルラーパーク那覇で始まった「離島フェア2015」(同実行委員会主催)で、那覇市立垣花小5年の児童40人が「離島こども特派員」として参加した。各離島の自慢の特産品や島の魅力などについて精力的に取材した。児童らは今後、取材内容をまとめて新聞を制作する。

取材するこども特派員の児童ら(左)=21日午前、沖縄セルラーパーク那覇

 児童は班ごとに担当する離島について事前に下調べしてきた。会場では担当する離島のブースを訪れ、熱心に担当者にインタビューしたり、写真を撮ったりしていた。
 石垣島と竹富島を担当した仲宗根来南さん(10)と渡辺彩未さん(10)は「本島で見ることができない特産品がたくさんあった。石垣島のかまぼこはおいしかった」と笑顔。具志堅偉利君(10)は「きび餅などを試食した。おいしいものについて書いてみたい」と話した。児童らを連れた高松隆二教諭(48)は「自分の周りだけでなく、離島を含めた沖縄全体を大切にする心を持ってほしい」と目を細めた。