【東】男子ゴルフで約1年7カ月ぶりにツアー通算3勝目を果たした宮里優作さんの祝賀会が23日、出身地の東村役場で村と村体育協会の呼び掛けで開かれた。
村役場関係者や村民ら約40人が参加して「村民に希望を与えてくれる」「賞金王を目指してほしい」などさらなる飛躍に期待の声が上がった。会の最後は通算3勝にかけて全員で万歳三唱した。
祝賀会前には優勝シーンなどの録画を流した。
主催者あいさつで伊集盛久村長は「長い間、優勝がなかったが、粘り強く辛抱強い優作さんの力が表れていた。村の大きな誇りで、希望を与えてくれる」とたたえた。
乾杯の発声で村体育協会の宮城準副会長(58)は、賞金ランキング2位となっていることを踏まえ「賞金王も夢ではない」と期待を込めた。
幼稚園や小中学校で優作さんと同級生の斎藤弘幸さん(35)=東村=は「(優作さんは子どものころから)リーダーシップがあって負けず嫌いだった。大きな大会でよく優勝している。近々、賞金王になれると思う。正月に会うのが楽しみ」と笑顔で語った。