沖縄生まれ誇りに感じる ド軍監督・ロバーツ氏、来沖時に語る


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野球教室で子どもたちのプレーを見守り、笑顔を見せるデーブ・ロバーツ氏=2003年12月、沖縄市野球場

 米大リーグ、ドジャースの新監督に就任する沖縄生まれのデーブ・ロバーツ氏。現役時代の2003年に来沖した際には「日本語は話せないが、沖縄は第二の故郷。日本ということでなく沖縄生まれであることを誇りに感じている」と沖縄への思いを語っている。

 ロバーツ氏は同年12月、少年チームを対象にした野球教室のため20年ぶりに沖縄へ里帰り。糸満に住む祖父母と再会した。野球教室では子どもたちに「どんなピッチャーにも気後れせず、自分に自信を持ってバッターボックスに立ってほしい」と語り掛けた。
 「プレーする時は、チームや自分だけでなく、沖縄を思いながらやっている」とも。沖縄そばを気に入り「1日3食、食べてもいい」と故郷の味に魅了された様子だった。那覇市出身で米国在住の母・栄子さんへのお土産には塩せんべいを持ち帰った。