辺野古座り込み80人 強制排除後、重機基地内に


この記事を書いた人 金城 美智子
機動隊による市民の強制排除後、米軍基地内に入る、重機を積んだトレーラー=24日午前7時12分ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画で、建設予定地に面した大浦湾上のクレーン付き作業船は24日午前現在、動きはない。作業船は22日に配置され、大型コンクリートブロックを積んでいるが、波のうねりの影響から作業していないとみられる。建設に反対する市民らは船4隻と複数のカヌーで抗議を続けている。

 一方、陸上では午前7時すぎ、米軍キャンプ・シュワブに整地作業用の重機を積んだトレーラーや、砂利を運ぶダンプカーなど計15台の工事関係車両が入った。ゲート前に約80人が座り込んで抗議したが、約100人の機動隊に排除された。
 午前9時30分から始まった集会では集まった市民らが建設阻止に向けて意見を交わした。【琉球新報電子版】