大阪府吹田市で23日に開かれた電気自動車大会「2015エコデンレース」(全国自動車教育研究会主催)で、那覇工業高校が改造制限の厳しい「ワイパーモーター(WM)部門」で7連覇を達成した。同校が昨年更新した最長連覇記録をさらに伸ばした。同部門2位には美来工科高が入った。
那覇工業の生徒ら6人は24日夕、那覇空港に到着し、家族や学校関係者が迎えた。
大会は21回目。一般モーター部門に全国から107チームが出場し、うち4台がWM部門に参加。県勢は那覇工業、美来工科、沖縄工業の3高校から一般に5チームが出場し、うち2チームがWM部門に出た。
一般は沖縄工13位、那覇工の3チームがそれぞれ28、29、60位(WM部門優勝)、美来工科65位(同2位)だった。
自動車科3年の渡久地成(じょう)君(17)は「事故に巻き込まれ、悪天候もあったが、部員皆の力を合わせて取り組んだ。多くの方の応援のおかげで連覇できた」と話した。