「芭蕉布」グランプリ 映文連アワード、シネマ沖縄2度目


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
映文連アワードのグランプリに輝いたシネマ沖縄の謝名元慶福監督(右)と吉田尚子プロデューサー=25日、港区の国立新美術館

 【東京】優れた短編映像を顕彰する映文連アワード2015(映像文化製作者連盟主催)の表彰式が25日、港区の国立新美術館であり、「芭蕉布―平良敏子のわざ」(謝名元慶福監督、シネマ沖縄製作)に最優秀作品賞(グランプリ)が贈られた。

シネマ沖縄のグランプリは2度目。
 「芭蕉布―」は人間国宝の平良敏子さん(大宜味村)が戦後、絶えかけていた芭蕉布を復活させ、伝統を今に生かす姿を描く。
 表彰式で謝名元監督は「94歳で今も芭蕉布を織り続ける敏子さんの技をどうつかむか、見せるか緊張した」と製作の過程を話した。