普天間の早期返還要請へ 宜野湾市9団体


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共同声明文を発表し、普天間飛行場の早期返還を訴える市内9団体の代表者=30日午前9時すぎ、宜野湾市役所

 【宜野湾】宜野湾市の佐喜真淳市長は30日午前9時、市自治会長会ら市内9団体の代表者らと共に記者会見を開き、普天間飛行場の早期の閉鎖・返還、MV22オスプレイの県外移駐、米軍機騒音の軽減を求めた共同声明を発表した。同日から12月1日にかけて、県内関係機関と関係省庁を訪問し、要請行動を展開する。

 声明文では「解決の道筋さえ見えてこない現状に市民の怒りや不安・不信感を頂点に達している」とし同飛行場の一日も早い返還と危険性除去、基地負担軽減を訴えている。
 要請団はこの後、沖縄防衛局、午後には米軍、県などの関係機関を訪問し、声明文を提出する。12月1日には9団体の代表者らと共に上京し、関係省庁に同様の要請を行う予定だ。
 【琉球新報電子版】