県内HIV感染26人 15年、発症後に発覚10人


社会
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 県保健医療部健康長寿課は30日、12月1日の「世界エイズデー」に合わせて、2015年に県内でエイズウイルス(HIV)の感染が判明した人が30日現在で26人だったと発表した。

過去3番目に多い。このうちエイズが発症して初めて感染が発覚したエイズ患者は10人で全体の38%だった。
 県は「早期に適切な治療を始めれば、エイズ発症を回避することができる」として、各保健所で無料、匿名で行われている検査を受けるよう呼び掛けている。26人のうち、20代が7人、30代が6人、40代10人、50代以上が3人。25人が男性。