国内外から260社参加 万国津梁異業種交流


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 第6回オキナワベンチャーマーケット「万国津梁大異業種交流会」(同運営事務局主催)が1日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開催された。沖縄ジェイ・アドバイザー(高山征嗣最高経営責任者・CEO)が運営事務局を担い、過去最高の台湾企業114社を含め国内外から260社が出展した。参加企業が特設ステージで自社商品をプレゼンテーションしたほか、各ブースでは商談会や説明会が開かれた。参加企業はものづくりやサービス、食品など多業種にわたった。

国内外から260の企業が参加した第6回オキナワベンチャーマーケット=1日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇

 イベントの狙いは企業間のビジネス連携のきっかけづくり。高山事務局長は「毎年台湾企業や県外企業の参加が増えている。多様なビジネス交流が盛んになることで、新たなビジネスが生まれる可能性がある」と意義を語った。
 今回初出展した飛行訓練装置(フライトシミュレーター=FS)を運用するFSO(北谷町、玉那覇尚也CEO)は、パイロットを育成するFSを設置し、来場者に体験させた。下地島空港(宮古島市)での事業参入を見据え、台湾や国内の訓練生のパイロット育成を目指す。玉那覇CEOは「沖縄をアジアのパイロット訓練の玄関口と位置付けていきたい」と語った。