県、MICEで展望 来年度、ビジョン策定へ


社会
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 県は2020年に最大収容2万人のMICE(企業の報奨旅行や国際会議など)施設の開設に向けて、16年度に「沖縄MICE振興ビジョン(仮称)」を初めて策定する。

MICEの誘致戦略や人材育成の方向性などをビジョンに盛り込むほか、現在沖縄コンベンションセンターや民間ホテルなど県内既存MICE施設の状況や誘致現状などを調査する方針。16年度中に、有識者委員会を発足させ、同年度末にビジョンの策定を目指す。県文化観光スポーツ部は「今後有識者委員会でMICE開催についての問い合わせを一括して担う窓口の設置も検討される可能性がある」と話している。
 県は今後、最大収容2万人規模のMICE施設を与那原町と西原町にまたがるマリンタウン地区に建設し、2020年度の供用開始を目指している。