第50回琉球古典芸能コンクール、第5回八重山古典芸能コンクール(共に琉球新報社主催)の表彰式が6日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。賞状を受け取った受賞者は師匠や家族らと喜びを分かち合い、さらなる精進を誓った。
「琉球―」は舞踊、三線、箏曲、太鼓、笛、胡弓の6部門で597人、「八重山―」は三線、箏曲の2部門で45人が受賞した。
富田詢一琉球新報社社長は「歴史ある琉球新報ホールの最後に皆さんの集大成となる舞台を用意できたことは大きな喜びだ。コンクールで育った多くの舞踊家、演奏家が活躍し、喜びに堪えない」と述べた。
三線の最高賞を受賞した徳田泰樹さん(22)は「50回という節目に受賞できてうれしい。琉球新報ホールで演奏できたことは思い出になる。今後も精進したい」と喜びを語った。