沖縄予算満額確保求める 自民沖縄振興調査会要請へ


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合同会議で、来年度の沖縄関係予算の満額確保に向けて意気込みを語る島尻安伊子沖縄担当相(左から2人目)=17日午前11時ごろ、自民党本部

 【東京】自民党の沖縄振興調査会(猪口邦子会長)、西普天間基地跡地における国際医療拠点化等推進小委員会(山本一太小委員長)は17日午前、同党本部で合同会議を開き、2016年度の沖縄関係予算満額確保のために同日午後、内閣府に島尻安伊子沖縄担当相を訪ね、要請することを決めた。

 内閣府は来年度の沖縄関係予算は概算要求で3429億円を求めており、満額を獲得するため同調査会で要請する。島尻氏は会合で「沖縄振興予算はヤマ場を迎える。皆さまの応援をバックに頑張っていく」と予算確保に尽力する考えを示した。
 合同会議ではこれまでの国際医療拠点構想の検討方針や進行状況などを国や県、宜野湾市の担当者らが説明した。
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