自民党、沖縄予算を議論 那覇空港、OIST関連は確保の見通し


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一括交付金のソフト事業の確保が厳しいと語る島尻安伊子沖縄担当相(中央)=18日午前8時すぎ、自民党本部

 【東京】自民党沖縄振興調査会(猪口邦子会長)と美ら島議員連盟(細田博之会長)は18日午前、同党本部で合同会議を開き、2016年度の沖縄関係予算の編成状況、15年度の同補正予算について議論した。島尻安伊子沖縄担当相は「沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)のソフトのところが全くめどがたっていない状況だ」と、予算折衝が厳しい状況だと説明した。

 島尻氏と内閣府の関博之政策統括官が予算編成状況を説明し、那覇空港第2滑走路、沖縄科学技術大学院大学の関連経費は「めどがついてきた」と予算を確保できる見通しという。
 一方、一括交付金のソフト事業部分が厳しい状況にあるとして、内閣府幹部は「岩盤にぶち当たっている感じでずっと折衝している」と議員らに語った。
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