伊江島補助飛行場 着陸帯、幅2倍超に 訓練増の可能性


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 【伊江】来春着工予定の米軍伊江島補助飛行場の改良工事で、工事後の着陸帯敷地の幅が現状の2倍以上となる800~900メートルとなることが18日、分かった。17日の村議会12月定例会で、名嘉實氏が着陸帯の工事図面を現状の着陸帯の航空写真と照らし合わせて明らかにした。

 改良工事が予定されるの着陸帯の名称は「LHDデッキ」で、強襲揚陸艦の甲板を模している。
 着陸帯の幅や面積が増加することで、工事後の離着陸訓練が増加する可能性がある。
 沖縄防衛局は村に対し工事の詳細などの情報を提供しておらず、島袋秀幸村長は「村も独自で情報収集に励む」と述べた。