うるま市新庁舎 華やかお披露目 落成祝う


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色鮮やかなライトアップと花火で落成を祝ううるま市役所新庁舎=26日午後7時、うるま市みどり町

 【うるま】うるま市は26日合併10周年記念を記念し、現在の本庁舎に併設する新庁舎の落成式典をうるま市民芸術劇場で開いた。2005年の合併以降、旧具志川市、旧石川市、旧勝連町、旧与那城町の庁舎に分散していた行政機能を現在の本庁舎があるうるま市みどり町に統合する。夜には祝賀イベントとして新庁舎をライトアップし、多くの市民が完成を喜んだ。

 式典で島袋俊夫市長は合併後の10年間を「県の中核として着実に発展してきた」と評価。「さらなる飛躍を目指し、地域の特性を生かしたまちづくりに取り組む」とあいさつした。
 新庁舎は地下1階、地上3階建てで、現在の本庁舎と1階部分がつながっている。免震構造のため災害対策本部の機能を持ち、建物の外周を回廊で囲んだ開放的な空間が特徴。新庁舎での業務は16年1月4日から始まり、旧2市2町の庁舎の行政機能は5月中旬に移転する。