活動強化へ4部会設置 オール沖縄会議が初の幹事会


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 名護市辺野古への新基地建設阻止に向け今月14日に発足した「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の意思決定機関となる幹事会の初会合が29日、那覇市内で開かれた。今後に向け、名護市辺野古で続く抗議行動の強化する方針などを確認した。政党や市民団体、経済界などを網羅した「オール沖縄」による新たな活動が本格始動した。

 組織には名護市辺野古で続く抗議行動の方針などを決める「現地闘争部」や県内での集会開催を検討する「大会・集会部」、県外での大会などに関する「国内対策部」、「総務財政部」の4部会を設置した。29日の部会では、来年1月8日にある辺野古代執行訴訟の第2回弁論に合わせて裁判所前で集会を開催することや、辺野古で続く毎週水曜の大規模行動を他の曜日にも行うことなどを確認した。