「消費者を笑顔に」 オリオンビール初荷出発


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
オリオンビールの初荷を載せ県内各地に向け出発するトラック=3日午前9時半、浦添市城間のオリオンビール本社

 オリオンビール(嘉手苅義男社長)の初荷式と出発式が3日、浦添市の本社で開かれた。早朝に名護工場を出発したトレーラー4台は午前9時、約47キロリットル(350ミリリットル缶で約13万4千本分)を載せて本社に到着。このうち約40キロリットル(同約11万5千本分)を積んだトラック10台が中南部の代理店などに向け出発した。2016年最初の出荷を、社員らは大きな拍手で見送った。

 式典では申(さる)年生まれの社員らが「2015年はオリオンドラフト8年ぶりの改良やクラフトビール開発など、新しい価値を消費者に届けられるよう突き進んできた。ことしも商品を通じ、たくさんの笑顔を届けるようチャレンジしたい」と決意表明。嘉手苅社長は「来年は創業60周年を迎える。ことしは将来へつなげるための重要な年だ。チャレンジャーとしてさらなる成長が求められる」と意気込みを語った。