「名護市讃歌」を寄贈 上地、吉川さん 街の情景うたう


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名護市讃歌などを寄贈した吉川安一さん(右)と上地徹さん(中央左)=2015年12月21日、名護市役所

 【名護】書家の上地徹さん(書家名・上地龍洞)(70)と芭蕉布などを作詞した吉川安一さん(76)が昨年12月21日、名護市に「名護市讃歌」と「羽地内海」と題する書を寄贈した。吉川さんが作詩し、上地さんが書で表した。

 吉川さんは「自然に恵まれた平和な名護市でいてほしい」と詩に込めた思いを語った。
 「名護市讃歌」はことし、「羽地内海」は2013年のやんばる展に出品した作品。吉川さんが上地さんの依頼を受けて名護の風景や情景をうたった。「名護市讃歌」には「名護は海山の自然の宝庫」「名護市は平和で美しい小さな世界都市」との言葉が並んだ。
 受け取った稲嶺進市長は「先生たちの思いが伝わる」と感謝した。