アジアへ飛躍誓う 経済31団体合同新年会


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
県経済のさらなる発展を願い、乾杯する経済団体合同新年宴会の参加者=4日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 県商工会議所連合会など経済31団体は4日夜、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで2016年の合同新年宴会を開いた。県経済の拡大基調を確実なものとするために、拡大するアジア市場を視野に入れながら、各分野が一丸となって沖縄振興を新たなステージへと押し上げる決意を新たにした。

 新年宴会には約650人が参加した。主催団体を代表してあいさつした県商工会議所連合会の国場幸一会長(県経済団体会議議長)は「リーディング産業の観光は前向きに進み、新たなホテル建設など県内外からの投資が力強い。フロントランナーとしての沖縄を実現していく柔軟な対応が必要だ」と述べた。
 来賓祝辞で翁長雄志知事は「アジアの中で情報通信、国際物流産業の拠点としての沖縄の可能性を感じている。離島が輝けば観光もさらに伸びる。経済界の見識で沖縄経済のさらなる発展につなげてほしい」とあいさつした。
英文へ→Economic organizations pledge to make Okinawa’s economy play an active role in Asia