社会

希羽ちゃん募金3.5億円、目標達成 中旬にも渡米

募金の目標額達成を発表する翁長希羽ちゃんの父司さん(左)と「のあちゃんを救う会」の平良誠共同代表(中央)ら=5日、県庁

 重い心臓病で米国での心臓移植を必要とする翁長希羽(のあ)ちゃん(1)を支援する「のあちゃんを救う会」が5日、県庁で会見し、募金額が4日時点で3億5513万4120円となったと発表した。昨年9月の活動開始から約3カ月間で目標額の3億2千万円を達成した。希羽ちゃんと両親は今月17日の週の半ばごろに渡米する見通し。

 希羽ちゃんは米ニューヨーク州のコロンビア大学病院で検査を受け、ドナー(臓器提供者)が見つかるのを待つ。救う会によると、過去の事例から見て移植手術は渡米後1~3カ月後になるとみられる。術後の入院も含め、希羽ちゃん家族は約1年間、米国に滞在する予定。
 救う会の平良誠共同代表は「県民をはじめ、全国の方々に支援していただいた重みを強く感じる。希羽ちゃんが元気に沖縄に帰ってくるまで支援を続ける」と感謝した。余剰金が生じた場合は「命のバトンをつなぐ趣旨にのっとって支出する」と話し、他団体への寄付を含めて検討する方針を示した。
 救う会は那覇市の事務所を12日に閉鎖する予定で、県内各地の募金箱回収を急ぐ。電話番号は事務所閉鎖後も31日までつながる。2月以降はフェイスブックで問い合わせを受け付ける。
 希羽ちゃんの父司さん(39)=浦添市=は「補助人工心臓のない元気な希羽の姿を必ず皆さんに見せたい」と感謝した。
英文へ→Fundraising for Okinawan infant with severe heart disorder reaches 350 million yen



琉球新報