汗ばむ寒の入り 西表で27度 きょう小寒


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夏を思わせる青空の下、汗をかきながらサトウキビを収穫する作業員=5日、豊見城市内

 6日は二十四節気の一つ「小寒」。寒さが厳しくなる寒の入りともいわれるが、5日の沖縄地方は、西表島で最高気温27・6度、那覇で26・6度などと暑い1日となった。県内10カ所で1月の観測史上最高気温、22カ所で25度以上の夏日を記録した。

 豊見城市内のサトウキビ畑では青空の下、収穫する人の姿が見られた。サトウキビ収穫作業員の大城直丈さん(65)=豊見城市=は「天気が良いのはいいが、さすがにきょうは暑過ぎてきつい」と汗を拭ぐった。
 沖縄気象台によると、向こう1週間は気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の日が多く、気温は平年より高くなるとみている。