経済

15年倒産件数68件 過去2番目の低水準 中小の資金繰り安定

 東京商工リサーチ沖縄支店が6日午前に発表した2015年県内企業倒産状況(負債総額1千万円以上)によると、昨年1年間に県内で発生した倒産は前年より10件少ない68件で、統計開始の1975年以降過去2番目に低かった。負債総額は前年比2・7%増の103億8700万円で、過去3番目の低さだった。

 観光関連や建設関連が好調に推移していることに加え、金融機関が柔軟な貸し出し姿勢を維持していることを反映して、昨年と同様に件数、負債総額ともに低水準で推移した。
 倒産件数は2010年の49件に次いで少なかった。業種別では建設業の倒産が20件と最も多く、全体の29・4%を占めた。ただ、件数は前年より2件減り、建設業の倒産としては過去最少だった。サービス業の15件が続き、全体の22・1%を占めた。
 同支店は今後の見通しについて「貸出金利の低下傾向から中小企業の資金繰り環境は比較的安定し、年度末に掛けても倒産件数は1桁台の落ち着いた推移が続く」と分析した。
【琉球新報電子版】