県営公園利用料65歳以上半額に 県、議会に条例案提出へ


この記事を書いた人 田盛 良一

 県総合運動公園や奥武山公園など県営公園の17施設について、県が65歳以上の利用者の施設利用料を半額にする条例改正案を県議会2月定例会に提案する作業を進めていることが8日、分かった。高齢者料金を設定することで利用を促し、高齢者の健康増進につなげたい考えだ。県議会の議決が得られれば、4月から高齢者の利用料を引き下げる。

 対象となるのは県総合運動公園(沖縄市)の体育館や蹴球場、テニスコートなど7施設、奥武山運動公園(那覇市)の多目的広場や武道館、陸上競技場など7施設、バンナ公園(石垣市)の多目的お祭り広場、糸満球技場(糸満市)、ライフル射撃場(南城市)の計17施設。
 現在の施設の料金形態は主に一般・学生と児童・生徒の2種類に分かれていて、児童・生徒は一般・学生の約半額で利用している。