与那国町へ台風義援金171万円 琉球新報社受け付け


この記事を書いた人 金城 美智子
外間守吉与那国町長(右)に義援金を贈る琉球新報社の玻名城泰山常務=8日午前、那覇市天久の琉球新報社

 琉球新報社(富田詢一社長)は8日、昨年9月の台風21号で大きな被害を受けた与那国町に対し、県民や企業などから託された復興支援の義援金約171万円を贈った。同日午前、那覇市天久の本社であった贈呈式で外間守吉町長は「まだ全壊や半壊の家屋の復旧が進んでおらず、手付かずのところも多い。義援金を有効活用したい」と話した。

 琉球新報社の玻名城泰山常務総務局長は「多くの県民が一日も早い復興を願っている。復興支援に役立ててほしい」と述べた。義援金は県民や県内企業などからの募金が141万3401円、琉球新報社の社員からの募金や同社の拠出金が計30万円。