座り込み市民約50人排除 辺野古シュワブゲート前


この記事を書いた人 謝花 稔
県警や警視庁の機動隊に排除されないよう腕を組んで踏ん張る市民たち=9日午前7時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設先とされている名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では、9日も早朝から市民ら約50人が集まり、ゲート前に座り込んで抗議した。

 午前7時ごろ、L型のコンクリート製資材などを積んだ工事関係とみられる大型車両10台が基地内へ入った。車両進入をめぐって、県警や警視庁の機動隊と市民らがゲート前でもみ合いになり、市民らは次々に排除された。午前10時半現在、ゲート前では約60人が座り込みを続けている。
 海上では2カ所で掘削調査をしている様子が確認された。市民らは抗議船2隻、カヌー13艇で抗議している。【琉球新報電子版】