北谷町給食センター職員からノロウイルス


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 【北谷】北谷町学校給食センターで職員1人からノロウイルスが検出され、12日以降、調理場を使わずに提供できる簡易給食のみの提供となることが11日、分かった。センターによると同日までに、生徒や教職員から体調不良を訴える報告はない。町立の全幼稚園・小中学校がセンターから給食の提供を受けている。

 月に1度、実施される検便検査でウイルスが検出された。職員は8日午前まで調理に関わっていた。8日夕、検査結果が判明した。どの工程を担っていたかについてセンターは確認中という。職員は体調不良を訴えていない。
 簡易給食は調理場を使わずに提供できるパンと牛乳のみ。足りない分を家庭からの弁当持参で補うなど各学校で対応する。再開のめどは12日以降、県中部福祉保健所など関係機関と協議しながら決める方針だ。
 検査結果を受けてセンターは職員を自宅待機させ、調理場を消毒した。