児童にサッカー指導 県出身の我那覇、田口両選手


社会
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助言する田口泰士選手(左から2人目)と我那覇和樹選手(右から2人目)=2015年12月30日、宇栄原小学校

 サッカーの元日本代表でFWの我那覇和樹選手(J2カマタマーレ讃岐)とMFの田口泰士選手(J1名古屋)を招いたサッカー教室が昨年12月30日午後、那覇市の宇栄原小学校で開かれた。少年サッカーチーム・宇栄原FCに所属する児童ら約50人が参加し、プロのサッカー選手がJリーグや国際試合などを通じて培った技術を習得しようと、意欲的に臨んだ。

 我那覇選手や田口選手によるデモンストレーションや、パスやシュートといった基本的な技術、ミニゲームなどが行われた。特にシュートの教習では、実際に試合の勝敗を決する重要なプレーだけに、多くの児童が真剣な様子で2人の実演や説明に聞き入っていた。
 サッカー教室の終了後には、サイン会や写真撮影会なども行われた。教室に参加した児童らは、日本代表を経験した2選手との交流を通して、将来の代表を目指すに当たって、目標を高く持ち続ける大切さを学んだようだった。
 我那覇選手は「この中からJリーガーが誕生することを楽しみにしたい」と児童らのこれからの活躍に期待した。