経済

新電力、4月沖縄参入 洸陽電機、再生エネを自社発電

 小売り電力事業者(新電力)の洸陽(こうよう)電機(兵庫、乾正博社長)は15日、琉球新報の取材に対して、4月から始まる電力小売り全面自由化に伴い沖縄地域に参入する方針を表明した。太陽光やバイオマスなど再生可能エネルギー分野の発電施設を整備し、自社発電により、県内のホテルや商業施設などに沖縄電力より低価格で電気を供給する考えだ。沖縄への参入方針を明確に表明したのは同社が初めて。

 天然ガス発電などを行う新電力の日本テクノ(東京、馬本英一社長)も同日、本紙に対して沖縄への新規参入を検討していることを明らかにした。現在、新電力大手のイーレックス(東京)も参入を検討しており、県内でも自由化をめぐる動きが本格化しそうだ。経済産業省によると、沖縄参入を検討している新電力はほかにも複数あるとみられる。
 洸陽電機の乾社長は「4月から沖縄で電気を販売する方向で考えている」と述べた。現在は東京、関西、九州の電力管内で小売り参入しており、4月以降は中国、四国、中部地域への参入を決定している。同社は2010年に沖縄事務所を開設し、省エネルギー化のコンサルティングや設計業務も行っている。(吉田健一)