15年連続ワースト 飲酒運転摘発、県警発表


社会
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 県警は15日、2015年の県内の人口千人当たりの飲酒運転の摘発件数(暫定値)が統計開始から15年連続で全国ワーストと発表した。飲酒運転の摘発件数でも全国最悪となった。

 県警によると摘発件数は1695件で、07年に道交法の罰則が強化されてからは減少傾向にあるものの、全国平均の約3倍だった。人口千人当たりの摘発件数は1・17件で全国平均の0・2件を大幅に上回った。
 県内で摘発される人の特徴として、アルコール量が基準値を大きく超えていることが多い。県警は「飲酒運転への意識がまだ完全に浸透していない」と分析する。