RAC新機材導入 4月就航


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 琉球エアーコミューター(RAC、那覇市、伊礼恭社長)はことし4月から離島路線を就航する機材を新しくする。19日、新機材を報道陣に公開した。

 新機材はボンバルディアDHC―8―400型機。座席数は50席で、奥行きを広くしたため足元に余裕のある座席仕様となった。利用者から貨物拡充への需要が高かったことなどから、従来機よりも貨物室を2・5倍に広げた。
 RACは国から75%、県から25%の補助を受け、2016年度で2機を導入する。2017年末までに5機すべてを更新する予定。
 伊礼社長は「ニーズの高い久米島や与那国路線を先行して導入していきたい。貨物と旅客の双方を拡充し、離島の振興につなげていきたい」と述べた。