宜野湾市長選、三日攻防に突入 票掘り起こしへ奔走


この記事を書いた人 田盛 良一
 (左から)佐喜真淳氏、志村恵一郎氏

 【宜野湾市長選取材班】24日投開票の宜野湾市長選は21日、選挙戦終盤の三日攻防に突入した。再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=無所属・自民、公明推薦=と元県幹部で翁長県政与党が支援する新人の志村恵一郎氏(63)=無所属=との一騎打ちの選挙戦は激しさを増している。21日は午前中から大雨と強風の荒れた天候となったが、両候補は1票でも多くの票を掘り起こそうと、地域回りで支持を訴えた。

 佐喜真氏は21日朝、同市野嵩の選挙事務所前から支持者が並ぶ国道330号沿いを自転車で駆け抜け、支持を訴えた。その後も市内企業の朝礼への参加や地域回りなどをこなした。
 志村氏は前日に続き、21日も遊説に力を入れた。午後に同市上原で開いた演説会には、連日宜野湾入りしている翁長雄志知事のほか稲嶺進名護市長が参加し、共に支持を呼び掛けた。