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村長招き未来像提案 伊江島創生塾、青壮年が座談会

 【伊江】伊江村青壮年交流事業の一環で昨年8月、村教育委員会が開講した「伊江島創生塾」(宮里徳成教育長・塾長)の最終講座が12日、村内にある宿「飛龍庵」で行われた。2015年度の最終回は島袋秀幸村長を招き、食事を囲みながら「座談会」が開かれた。塾生は伊江村の将来について、意見や提案を述べた。

 「伊江島創生塾」は、村内在住の40歳未満の青壮年を対象に全6回、「自ら行う地域活性化」をテーマに村内外から講師を招き、講話や自己研鑽(けんさん)のプログラムを通して意見交換をしながら学び合うことが目的。
 座談会では、塾生が島袋村長に伊江村の未来観光構想などをプレゼンテーションした。第5回の講座で「伊江島の人、観光、自然・文化、産業」の四つをテーマに意見を交わし、その内容が書かれた模造紙を提示。
 テーマごとに話し合った内容を発表し、伊江村の活性化につながる自由なアイデアを述べた。塾生は島袋村長や宮里塾長から多くの質疑や意見を求められ、自身の思いを発言した。また、菊栽培農家の塾生は「村外からカップルの従業員を終身雇用したい。伊江島で子育てをしてもらえれば人口増加につながる。そのための空き家情報を発信してほしい」と活発な意見を述べた。
 島袋村長は「伊江村の将来について真剣に議論する若者にうれしく思う。斬新なアイデアを取り入れて活性化させていきたい」と激励の言葉を送った。
 塾生の東江真理子さん(28)と大城香さん(28)は「視野を広げることができ、自分を見つめる機会となった。実りをつける前に耕された」と自己研鑽の学びを話した。
 5回以上参加した塾生には宮里塾長より修了証が手渡された。
(中川廣江通信員)


伊江村の将来についてアイデアをプレゼンテーションした伊江島創生塾の塾生ら=12日、伊江村内の宿「飛龍庵」


琉球新報