新天地 飛躍期し始動 J2千葉DF・比嘉祐介


社会
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J1昇格へ貢献を誓う比嘉祐介=24日、南城市陸上競技場

 サッカーJ2のジェフユナイテッド市原・千葉は24~30日、南城市でキャンプを行っている。J1横浜Mから移籍した名護市出身のDF比嘉祐介(大宮中-流経大柏高-流経大出)も、飛躍を期して心機一転のスタートを切った。

 比嘉は2011年にU-22(23歳以下)、12年にU-23の日本代表として活躍した。12年に横浜Mに入団し、14年にJ2京都へ期限付き移籍した後、昨季に横浜Mへ戻ったが、リーグ戦1試合、カップ戦5試合、天皇杯1試合の出場に終わっていた。「昨季は全く試合に絡めなかった。ゼロからのスタートだと思って頑張りたい」と新天地での奮起を誓う。
 千葉は昨季は22チーム中、9位だった。今季はメンバーの半分以上を入れ替え、「レボリューション(改革)」をスローガンに掲げ7季ぶりのJ1復帰を目指す。比嘉は「1対1で負けないところや運動量といった持ち味を出して、全試合出場を目指したい」と意気込む。「地元沖縄のみんなに頑張っているところを見せたいというのは一番ある。この4年間それができていないのでことしこそは、と思っている」。まずはキャンプでしっかり存在感をアピールする。