子育てサポート企業にスズケン沖縄薬品 仕事と両立、労基局評価


この記事を書いた人 金城 美智子
待鳥浩二局長(左)から認定通知書を手渡されたスズケン沖縄薬品の宇良司取締役(左から2人目)と女性従業員ら=26日午後、那覇市おもろまちの沖縄労働局

 沖縄労働局は26日、仕事と子育てを両立させる計画目標を達成した「子育てサポート企業」にスズケン沖縄薬品(南風原町、149人)を認定し、通知書を授与した。通称・くるみん認定は13日付で、県内16社目となる。

 医薬品卸売業の同社は、①従業員の子どもが2歳になるまで育児休業制度の複数回取得を認め5日間は有給②育児のための短時間勤務などを子どもが中学入学まで拡充③育児や介護のための年休の積み立て制度導入―などの取り組みが評価された。
 労働局の待鳥浩二局長から認定通知書を受けた同社の宇良司取締役は「休みを取っていいという気持ちを社員に持たせないといけない」と述べ、今後も子どもを持つ従業員の働く環境の改善に意欲を見せた。
【琉球新報電子版】