沖電の料金体系、4月以降も維持 小売り自由化


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 沖縄電力(大嶺満社長)は28日、4月に始まる電力の小売り全面自由化について、4月以降も現在設定している電気料金メニューを維持すると発表した。料金単価に変更はない。消費者は手続きをしなくても4月以降も沖縄電力から現行価格で電気が供給される。

 一方、家庭向け電気料金メニューの一つである「深夜電力」契約については、4月以降の新規受付を終了し、「Eeらいふ」などに集約する。
 電力の小売り全面自由化により、各家庭は電気の購入先を自由に選べるようになる。自由化をめぐり県外では、顧客離れを食い止めようと、大手電力会社が異業種企業との提携を通じたセット割など新たな料金プランを次々と発表している。また、新電力と呼ばれる新規参入者も顧客獲得に向け、さまざまなプランを発表している。