日台漁業協定事前協議始まる クロマグロ操業ルール3月策定へ


この記事を書いた人 金城 美智子
日台漁業協定に伴う、次年度以降の操業ルール策定に向け、協議する日本(右)と台湾=29日午後2時ごろ、那覇市内

 台湾との日台漁業取り決め(協定)に伴い、来年度のクロマグロ漁期(4~7月期)の操業ルール策定に向けた事前協議が29日午前10時、那覇市内で始まった。この日の会合は、3月に台湾で開催される最終的な当局者間の協議「日台漁業委員会」に向けた会合。日台双方の当局者と漁業者らが同席し、昨年のルールでの操業実績の評価や委員会で協議するルール案などを話し合うとみられる。

 台湾側の関係者は、会合前の本紙取材に対し「漁船間でのトラブルなどを解決できるよう努める」と答えた。一方、県漁業協同組合連合会の上原亀一会長は足早に会場入りした。
【琉球新報電子版】