米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する埋め立て承認を翁長雄志知事が取り消したことに関し、国土交通相が翁長知事を訴えた代執行訴訟の第3回口頭弁論が29日午後2時、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で始まった。翁長知事も出廷した。県が申請している翁長知事の本人尋問と、稲嶺進名護市長、安全保障・環境専門家らの証人尋問について、採用の可否が判断される。
29日午前には傍聴席の抽選が行われた。一般傍聴席32席に対して230人が傍聴を希望した。
午後1時からは高裁那覇支部向かいの城岳公園で弁論に臨む県職員や弁護団の激励集会も開かれた。
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