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台湾客誘致を強化 教育旅行用に小冊子 八重山地域をPR

 【石垣】新たな誘客につなげようと、八重山ビジターズビューロー(YVB)は台湾からの教育旅行の誘致活動に力を入れている。国内向け修学旅行用のパンフレットを台湾語に翻訳して新たに制作。18、19の両日には、台湾宜蘭県蘇澳鎮にある中学校など3校を訪問し、石垣島を教育旅行先としてPRした。

 国内から八重山地域への教育旅行学校数はピークの100校から減少し、ここ数年は80校で横ばい傾向という。そのため新たな市場を開拓しようと、初めて台湾からの教育旅行誘致活動を実施した。今回の訪問先のうち1校の児童数人が5月に石垣島に来島する予定で、YVBは「今回を機会に次につながるよう、しっかり取り組みたい」と歓迎した。
 同協会が今回訪れた先は姉妹都市である蘇澳鎮にある国立蘇澳高級海事水産職業学校、県立南安国民中学校、県立岳明国民小学校の3校。岳明小は5月23日から石垣市で真喜良小学校との交流を計画している。
 南安中も5月の来島に向けて調整を進めている。水産職業学校はサーフィンが盛んで日本への研修実績があるほか、八重山農林高校と交流もしており、今後の来島が期待されている。
 八重山教育旅行誘致委員会の兼島英樹委員長は「国内からの修学旅行は頭打ちだが、台湾も同じような教育旅行が盛ん。課題である冬場の送客、台湾との直行便運航につなげていきたい」と意気込みを見せた。


台湾の児童たちと交流し教育旅行をPRするYVBの訪問団=19日、台湾宜蘭県蘇澳鎮(YVB提供)

台湾語に翻訳した教育旅行パンフレットを作り教育旅行誘致の強化を掲げるYVBの高嶺良晴理事長(左)ら=25日、石垣市浜崎町