宜野湾市長選を総括 知事、県政与党ら会合


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 宜野湾市長選で落選した新人候補を支援した県議会の県政与党会派や政党、労組関係者らが31日、那覇市寄宮の知事公舎に集まり、翁長雄志知事ら県三役と選挙の総括に向け、意見交換を行った。

 安慶田光男副知事によると、敗因としては候補者擁立までに時間がかかった点、現職の強み、相手陣営による辺野古移設の争点ぼかしの3点が挙げられた。安慶田副知事は「負けた原因を探らないといけないということで集まった」と述べ、県議選や参院選に関する議論はなかったと説明した。
 一方、関係者によると、参院選で県政与党などからの出馬要請を受諾している元宜野湾市長の伊波洋一氏に替えて、別の候補者を模索するよう求める意見も伝えられたという。